薬剤師 目標を達成する考え方【マネジメント】

薬剤師の社会人としての働き方にも言及していきます。

今回は日々調剤を行うだけではなく、企業として、個人として目的を持って己を確信し続けるために薬剤師が持つべき考え方を学んでいきたいと思います。自ら起業して薬局経営をしていない限りは、会社が掲げる目標に向かって自分自身を磨いていくしかないのである。今回は「目標の立て方」について学んでいく。

【目標の立て方】

目標は「自分視点で考える具体的なもの」よりも「あるべき姿(抽象的な状態)」を掲げるべきである。

【なぜあるべき姿から目標をたてるべきなのか】

あるべき姿から逆算することで最短の努力で最大の成果を見込めるためである。

例えば、目標を立てるときに今目に見える問題点を改善するために目標を立てるのか、それとも経営理念や毎年の数字を分析するなど本質的、長期的、多角的なあるべき姿を目標として立てるのか。この両者には大きな乖離がみられる。

目先の問題点に飛びつき立てた目標は達成するのは比較的容易であるかもしれない。その改善回数を増やすことで最終的に大きな改善に至るかもしれない。しかし、その問題点は本質的なものであるのか長期的なものであるのか多角的なものであるのか。その検討がなされていない場合が多いため、大局的に見た場合、行き当たりばったりの対策としか評価されない恐れがある。一方で、本質的であり長期的であり誰の目から見ても明らかである理想形を目標とした場合、目標を達成したときの成果はおそらく最大となる。評価されるのはこちらだろう。

【最短の努力とは】

薬剤師として調剤業務にあたると、あるべき姿を設定して努力をするということは難しいのかもしれない。調剤業務を行っていれば、日々の業務は事足りるし、他のことをする時間がないように見えるのである(実際に時間がない人もいる)。

従って、あるべき姿を目標として最短で努力することが重要なのである。前項の行き当たりばったりの改善では時間がない中で何度も改善することは難しいであろうし、そもそも1回の達成での成果が評価されにくいのである。

薬剤師にこれから求められていくスキルはおそらく対人業務に係ることだろう。対人業務ができない薬剤師は少なくとも淘汰されていく時代が待っている。そんな中で一人ひとりが本質的で長期的で多角的な目標を持ち、対人業務にあたることでより多くの患者のためになると信じています。

次回は「現状把握」について学んでいこうと思います。

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