ニキビ治療薬を病院でもらったときに使用順番について疑問を感じたことはありませんか?
今回はニキビ治療薬を処方された際の塗る順番について考えてみようと思います。
結論:洗顔 → 化粧水 → 乳液 → ヒルドイド(保湿剤) → エピデュオ、ベピオ、ディフェリン、デュアック → ダラシン、アクアチム、ゼビアックス → メイク
まずは原則を押さえましょう。
①基本原則:広く塗る薬を先に
ニキビにピンポイントに効かせたい薬を先に塗ったあとで保湿剤を広く塗ろうとすると、先に塗った薬を塗り拡げてしまう可能性があるんですね。先に塗った薬が患部以外に広がることで副作用のリスクも高まってしまいます。(例えば、ダラシン、アクアチム、ゼビアックス(抗生物質)は本来局所的に使用される薬ですが、必要のない部分に塗ると耐性菌を生み出すきっかけになってしまいます。)
②一般的な塗り方
◯「ディフェリン/ベピオ」と「ダラシン/アクアチム」を処方されたときの塗る方法・順番
朝:洗顔・化粧水・乳液 (→ ヒルドイド)→ ダラシンorアクアチム(赤ニキビにのみ局所使用)
夜:洗顔・化粧水・乳液 (→ ヒルドイド)→ ディフェリンorベピオ(乾燥、皮膚刺激の副作用が強いため初めはニキビのみに使用。副作用なければ赤白ニキビ含めて顔全体に塗る) → ダラシンorアクアチム (赤ニキビにのみ局所使用)
◯「ゼビアックス」と「ディフェリン/ベピオ」を処方されたときの塗る方法・順番
朝:洗顔・化粧水・乳液 → ゼビアックス(赤ニキビにのみ局所使用)
夜:洗顔・化粧水・乳液 (→ ヒルドイド)→ ディフェリンorベピオ(乾燥、皮膚刺激の副作用が強いため初めはニキビのみに使用。副作用なければ赤白ニキビ含めて顔全体に塗る)
【注意点】ゼビアックスローションとベピオ、ディフェリン、エピデュオは同時使用により黄~褐色に変色する報告が挙げられている。メーカー問い合わせで薬効低下データはなし。従って、ゼビアックスは朝、ディフェリン、ベピオ、エピデュオは夜の使用をそれぞれ推奨している。
簡単にまとめてみましたので参照いただければと思います。
ここに記載されているのはあくまで一般的な見解です。今までの経験や調べられた論文からの使用などから異なる指導をされている医師もいますので、事前に医師からどのように説明を受けたかを確認した上で、服薬指導を行うべきです。服薬指導が医師の指示と異なるために患者様に混乱を招き、誤った使用をしてしまうことが一番のリスクであるため注意が必要です。
冬は乾燥で肌の環境が悪くなりやすいです。部屋を暖めるためのエアコンの使用も皮膚の乾燥を招く一因です。ヒルドイドとまではいかないかもしれませんが、ハンドクリームなどを用いてなるべく保湿を続けていきましょう!
本日はここまで!

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